ラムサール通信
2013年1月10日発行 第156号
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
●荒尾干潟のワイズユースを考えるシンポジウム●2013年2月2日、世界湿地の日を記念して、ラムサール条約湿地になってまもない有明海「荒尾干潟」(熊本県)の保全と利用に関するシンポジウムが、荒尾市シティホールで開催されます。
環境省ほかが主催、ラムサールセンター(RCJ)が協力します。国際法と干潟の専門家、先進登録湿地の風蓮湖(北海道)、漫湖(沖縄)の代表が講演します。
詳しくはこちらをご覧ください。
●KNCFに助成金申請をしました●
2013年度の経団連自然保護基金(KNCF)に、「AWS活動の効果的促進のためのラムサール条約履行後進性地域の湿地日調査・研究支援事業」で応募申請(300万円)をおこないました。3月末に内定がでる予定です。
●「トヨタ環境活動助成プログラム」に採択決定● R CJの「バングラデシュ・ドルガタ島の住民参加による沿岸生物多様性保全事業」に対して、トヨタ自動車の環境助成プログラムの助成が決定しました(2年間、698万円)。
バングラデシュ南部、ベンガル湾沿いのプロジェクト地は、マングローブ林の広がる有数の生物多様性ホットスポットでしたが、近年、気候変動と自然災害の多発、難民の流入、貧困などで自然資源の過剰利用が続いていました。本プロジェクトでは、現地NGO「バングラデシュ・ポーシュ」をパートナーに、住民参加型の組織づくりと環境教育、生き物保全、植林などによって生態系の持続的な利用アプローチを実現し、人々の生活を向上することを目的にしています。
活動のスタートにあたり、2月初旬、RCJのプロジェクトチームが現地を訪問する計画です
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