KODOMOラムサール in 浜頓別
 2016年8月5〜7日
 
 2016年8月5〜7日、ラムサール条約登録湿地「クッチャロ湖」を有する北海道浜頓別町で「KODOMOラムサール湿地交流 in 浜頓別」が、地元のクッチャロ湖安全対策協議会のほか浜頓別漁協、東宗谷農協農協、クッチャロ湖エコ・ワーカーズ、ウソタン砂金共和国とラムサールセンター(RCJ)、日本湿地保全連合(WIJ)などによる「実行委員会」の主催で開催されました。クッチャロ湖、宮島沼、釧路湿原、サロベツ原野の北海道の4湿地から17人、蕪栗沼・周辺水田/化女沼、琵琶湖、中海、くじゅう坊ガツル・ダテ原湿原、東よか干潟、屋久島永田浜の全国7湿地から15人の計32人が参加しました。
 湿地の宝には「ベニヤ原生花園」、「自然を守る心」、「星空」、「砂金」、「クッチャロ湖」、「自然のバランス」が、メッセージは「ありがとう キセキと宝と感動を 命輝く浜頓別 ~ぼくらと一緒に探そう ここにしかない宝を~」が選ばれました。


初日(8月5日)の活動
 初日は浜頓別町長の菅原信男さん、WIJ会長の名執芳博さん、RCJ事務局長の中村玲子さんのあいさつで幕を切り、劇団シンデレラのミュージカルを鑑賞したあと、各湿地を代表して子どもたちが活動発表をおこないました。緊張の面持ちです。その後、水鳥観察館で最初のKODOMO会議がありました。青少年会館では「北海道しめっちカルタ」を使ったカルタ大会をして大盛り上がり、親睦を深めました。夜は澄んだ空気を透かして満天の星空を観察し、北海道ならではといえる、この季節のヘイケボタルも楽しみました。
 活動発表の様子
 
二日目(8月6日)の活動
 ベニヤ原生花園を散策してハマナスやエゾニュウ、ノハナショウブなどを観察しました。原生花園を抜けると、どこまでも続くオホーツク海が広がっていました。浜辺で貝拾いをして大満足です。
   
ベニヤ原生花園  原生花園を抜けるとオホーツク海が広がっています 
 
 頓別漁港で浜頓別町の主要産業の一つ、ホタテガイの養殖のお話を聞きました。ウソタンナイ砂金公園では、ウソタンナイ川の砂金を自分達でとる体験をしました。午後からは池田牧場で、浜頓別のもう一つの主要な産業である酪農のお話をきいた後、クッチャロ湖にもどって内水面漁業を見学、カヌー体験やエビとりをしました。盛りだくさんのプログラムの後は、「浜頓別の宝」について話し合うKODOMO会議です。夕食のバーベキューで地産のホタテや、北海道名物のジンギスカン、なんとヒグマの肉も食べて英気を養い、2日目最後のKODOMO会議にのぞみました。
   
 砂金とりの様子   牧場を見学
 
   
 クッチャロ湖の内水面漁業を見学 たくさん獲れました
 
三日目(8月7日)の活動
 最終日はいよいよ、子どもたち全員が考えた浜頓別の宝を、皆で6つに決めました。ポスターが完成すると会場全体から大きな拍手。完成した浜頓別のお宝ポスターは地元浜頓別の子どもたちが代表して、浜頓別町長に贈呈しました。
 
各班からこんなにたくさんの宝が選ばれました
 
『浜頓別のお宝ポスター』が完成しました
 
最後はみんなで記念撮影です
 
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