三浦半島「小網代の森」フィールドレポート 高橋一也(会員) |
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9月24日、仕事が休みだったので、この夏に整備を終えて開放された神奈川県三浦市、三浦半島先端の小網代の森へ、ちょいと行ってきました。 小網代の森は、山から海まで一つの川によって、森〜渓谷〜干潟〜浜辺へと流域全体が丸ごと手つかずの自然で残された、首都圏唯一ともいえる「完結した集水域生態系」です。30年ほど前、リゾート開発計画で消滅の危機に直面しましたが、貴重な自然を残そうと地元の市民や学識経験者が集まり保全運動がはじまり、地権者の英断によって守られた湿地です。その保全活動は現在、NPO法人「小網代野外活動調整会議」に引き継がれ、多くの人が訪れる場所として整備されています。
その後、「シーボニア入口」バス停から三崎港へ移動して、名物のマグロ丼を味わいました。そして三崎港から剣崎回り三浦半島行きバスに乗り、三浦野菜畑を抜けて江奈湾のヨシ原を眺めてと、三浦半島の風景を楽しみ、最後は、温泉に入って、一日、三浦半島を満喫してきました。 今回の費用は、交通費(電車・バス)+マグロ丼+温泉入湯料で〆て、京浜急行セット料金「3060円」の割安ツアー切符でした。安いでしょう! 小網代野外活動調整会議 (www.koajiro.org/)では、毎月第3日曜日にボランティアウォークを実施していて、現地で自由に参加できます。今度、ラムサールセンターのフィールドツアーを計画しますので、お知らせします。 (文・写真 じゃいあん) |
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