<日本・中国・韓国 >子ども湿地交流
湿地の学校 in 中国・蘭州



 2006年7月27日〜8月1日、中国甘粛省蘭州市で、ウェットランズインターナショナル中国主催の「日本・中国・韓国子ども湿地交流・湿地の学校イン中国・蘭州」(地球環境基金助成事業)が開催されました。今回は3年計画事業の2年目で、テーマは「川と水」。黄河流域の蘭州市水車園小学校を会場に行われました。日本から山口県周南市、滋賀県大津市、滋賀県草津市、沖縄県那覇市の中学生、小学生の計5人、韓国からソウル市と釜山市の中学生と高校生の計6人が参加しました。


−日中韓子ども湿地交流−

7月28日、会場の蘭州市水車園小学校を訪れました。たくさんの子どもたちが、大きな拍手で迎えてくれました。 ブラスバンド演奏での歓迎に、日本・韓国の子どもたちも驚いていました。
夏休みのなか、100人以上の子どもたちが集まってくれました。 甘粛省野生生物管理課長、蘭州市教育長を迎え、水車園小学校の湿地実験校認定式がはじまりました。
湿地実験校認定看板の前で握手するWI中国代表チェン氏とRCJ副会長武者氏。 認定式後はお昼まで、湿地をテーマに、絵や書を書いて交流しました。
みごとな切り絵を披露してくれた水車園小学校の子どもたち。日本、韓国の子どもたちにプレゼントされました。 頑張って作品を仕上げたこどもたち全員に表彰状が手渡されました。
午後は、日中韓の子どもたちが、身近な湿地について発表しました。山口県周南市の弘中さんと久行さんはナベヅルの保護活動について発表。 韓国・釜山のホギョンくんは、昨年ウガンダにて開催された「子どもラムサール」について発表。
水車園小学校のユンさんは、「母なる川、黄河」について発表。 滋賀県大津市の安部さんは、地元「田上」の豊かな自然について発表。
沖縄県那覇市の高良くんは、今年度からスタートしたKODOMOラムサール事業の紹介をしました。   滋賀県草津市の山本くんも、昨年参加したウガンダの子どもラムサールについて発表。


−エクスカーション−
バスで蘭州市から75km離れた永靖県の黄河三峡湿地自然保護区へ。中国三大ダムの一つ、劉家峡ダムがあります。 ダム下流部から船で上流部に。ランチは船内で。日中韓の子どもたちはすっかり仲良くなりました。
黄河の名のとおり黄色に染まっている水も・・・ 上流部は青く澄んだ色に変わりました。
黄河をさかのぼること3時間半。炳霊寺石窟に到着。 180あまりの石窟と700体の仏像が残されています。


水車園小学校の前で。また来年会いましょう!


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