ラムサール通信
2004年12月13日発行 第90号


●AWS2005とラムサール条約アジア地域会合が同時開催となりました●

 11月22日(月)、タイ・バンコクでアジア湿地シンポジウム2005(AWS2005)の国際準備会合が、アジア会員20人が参加して開催されました。そこで、日本国環境省が共催、ラムサール条約事務局と国際協力機構(JICA)が後援に加わることと、AWS2005(2月6〜9日)とラムサール条約アジア地域会合(2月9〜12日)を連続して開催することが確認されました。
 NGOのシンポジウムと国際条約締約国の地域会合がリンクするのはラムサール条約にとって初めての画期的な出来事で、政府、国際機関、NGO、研究者など湿地関係者が多数参加する重要な国際会議となります。
 インド、日本両事務局では順調に準備を進めており、すでに150人の参加申し込みがきています。みなさんの積極的な参加をお待ちしております。


●AWS2005への寄付金のご協力ありがとうございます●

 AWS2005への寄付の呼びかけに、アマド・トレンティーノ、チェン・ケリン、ビシュヌ・バンダリ、サンサニー・チョーウ、アジ・パトナイク、辻井達一、岩間徹、藤倉良、磯崎博司、佐藤やよい、亀山保、園部浩一郎、大鷹良江、小林聡史、米澤文、築地珠子さんからご協力をいただきました。ありがとうございます。現在28万円集まっています。これで途上国から3人の参加は確保できそうです。目標金額100万円まであと72万円。引き続き寄付金を募っています。ご協力よろしくお願いします。
送金方法: 銀行振込: 東京三菱銀行池上支店 (普通)1199738
名義:ラムサールセンター特別会計 事務局長 中村玲子
郵便振替: 00130−7−547767 
名義:ラムサールセンター
現金書留: 〒146-0084 東京都大田区南久が原2-10-3
ラムサールセンター  Tel: 03-3758-7926


●「日本・中国・韓国子ども湿地交流イン中国・大豊湿地」参加者決定●

 12月24〜28日、中国江蘇省大豊市の大豊シフゾウ自然保護区(ラムサール条約登録湿地)で「日本・中国・韓国子ども湿地交流」が開催されます。日本からは、鶴居小(北海道)、小禄小(沖縄県)、伯母川研究こどもエコクラブ「伯母Q五郎」(滋賀県)の子ども、先生が1人ずつ参加することに決まりました。韓国からは、子ども、先生、NGOスタッフなど11人が、中国からは、マカオ、湖南省、江蘇省から30人近い子どもたちが参加する予定です。子どもたちをはじめ、先生間の国際交流を促進し、ネットワークが築かれることを期待しています。
 この情報は、ラムサール条約事務局のホームページ(http://www.ramsar.org)でも紹介されています。ぜひご覧ください。


●第61回<ワイズユース>ワークショップ報告●
「アジア湿地シンポジウム2005−ブバネシュワル宣言(仮)検討会議」

 11月9日、第61回<ワイズユース>ワークショップ「アジア湿地シンポジウム2005−ブバネシュワル宣言検討会議」が東京・渋谷のフォーラム8で行われ、15人が参加しました。事務局からAWS2005の準備状況が報告され、磯崎博司副会長からアジア湿地シンポジウムのこれまでの経緯、目的、意義などが説明されました。その後AWS2005で採択予定のブバネシュワル宣言をどのようなものにすべきかについて、アジアの今日的状況を分析しながら、さまざまな角度から討論が行なわれました。この討論の内容は、11月22日タイ・バンコクで行なわれたAWS2005国際準備会合で報告されました。
 会員は、岩間、磯崎、藤倉、安藤、苑原、武者、中村玲、小松、岡本、赤瀬、野中、多田、築地さんの13人が参加しました。


●忘年会のお知らせ●

 12月29日に下記の要領で毎年恒例のラムサールセンターの忘年会を行います。昨年は、西新井大師(平井朗さん宅の近く)にお参りしてからでしたが、今年は岡本嶺子さん宅のご近所、雑司が谷で行ないますので、忘年会前に近くの「鬼子母神堂」でお参りをしてから、会場へ。わいわい、がやがや、一年をふりかえり、来年のAWSを展望して楽しい年忘れにしたいと思います。参加ご希望の方は12月22日までに事務局までご連絡ください。みなさんの参加お待ちしてます。

日 時: 2004年12月29日(水)17:00〜19:00
場 所: お好焼 かなめ Tel: 03-3987-5716
 (都電荒川線「鬼子母神前」駅より徒歩5分、JR目白駅より徒歩15分)
*参加ご希望の方は、こちらまでご連絡ください。お店の地図など詳細をお送りします。


●ラムサールセンターのボランティアスタッフ紹介●

 専従職員のいないラムサールセンター事務局の活動は、数多くのボランティアスタッフに支えられています。今年1年の活動をさまざまな場面で支えてくれた、米澤文さん、新井雄喜さん、土屋史さん、岩崎慎平さん、赤瀬悠甫さん、野中由美子さん、神辺晴美さん、築地珠子さん、小田奈津子さん、平井朗さん、平井有希子さん、小松潔さん、岡本嶺子さん、笠原雅子さん、阪上絹恵さん、和気尚美さん、村上友和さん、千葉祐子さん、宮崎佑子さん、古田修さん、吉開みなさん、FAネットワークのみなさん、どうもありがとうございました。


  アジア湿地ウィーク(毎年2月2〜8日)のチラシが完成しました。期間中にぜひ「湿地」「子ども」をテーマとしたイベントを企画し、チラシをご活用ください。アジア湿地ウィークへの参加方法については、近々、ラムサールセンターホームページで紹介します。

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