ラムサール通信
2004年5月12日発行 第85号


●ラムサールセンター第14期総会●
*第58回<ワイズユース>ワークショップ*
開催のお知らせ

 ラムサールセンター第14期総会を下記の要領で開催します。第14期のラムサールセンター活動は、「ラグーン会議」(釧路)と「マングローブシンポジウム」(ブルネイ)という2つの国際湿地会議の開催、「アジア湿地週間−子どもと湿地」(韓国、タイほか)のイベント実施、「アジア湿地シンポジウム2005」に向けて国際運営委員会の設置など、例年にも増して多彩でした。それら活動を振り返り、COP9(ウガンダ、2005年11月)を展望しつつ、新年度の活動方針を話し合いたいと思います。ふるってご出席ください。
 いつもどおり、<ワイズユース>ワークショップと併催します。どなたでも参加は自由(総会もオブザーバーとして参加できます)。終了後は、いつものように懇親会を予定しています。


●ラムサールセンター第14期総会●

日 時: 2004年5月30日(日) 午後1時〜2時30分
場 所: 東京・渋谷「フォーラム8」11階1103号室
 渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル1号館/電話03-3780-0008
 (渋谷駅から道玄坂を上って中腹左側。ヤマハ楽器の右に入り口)
※総会の議事、討議資料は後日、会員に別送します。


*第58回<ワイズユース>ワークショップ*
「外来生物法と日本の自然生態系管理」

 総会とならんで、ラムサールセンター第58回ワークショップを下記のとおり開催します。国会で審議中の外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に焦点をあてます。自然保護の法制度に関するワークショップは久しぶりですが、この分野はラムサールセンターの注力課題。多くの方の討論参加を期待します。

日 時: 2004年5月30日(日) 午後3時〜5時
場 所: 東京・渋谷「フォーラム8」 11階 1103号室 (総会会場と同じです)
プログラム: 「外来生物法と日本の自然生態系管理」
 話題提供:  名執芳博 環境省野生生物課長
  「外来生物法」のここがポイント
磯崎博司 明治学院大学教授
  国際法の観点からみた「外来生物法」
村上悟 ラムサール研究会会長
  「琵琶湖ルール」で琵琶湖は変わったか
 コーディネーター:安藤元一 東京農業大学助教授
 会場との質疑応答
会費:2000円(会員1000円)           
※ 終了後は懇親会です。お楽しみに。



●第57回<ワイズユース>ワークショップ報告●

 第57回<ワイズユース>ワークショップは、2004年3月20日(土)の午後、東京・渋谷のフォーラム8で行なわれ、18人が参加しました。10月にブルネイで行なわれた国際シンポジウム「東南アジアのマングローブの保全と賢明な利用」について中村玲子さん(ラムサールセンター事務局長)、1月にインドで行なわれたワークショップ「ヤムナ川の水質モニタリング調査と子どもと学校を対象にした環境アウェアネス」について岩崎慎平さん(千葉大3年)、同じく1月にアジア湿地ウィークの行事として行なわれた「日本・中国・韓国3国子ども湿地交流イン釜山」について阪上絹恵さん(江戸川大4年)、2月のバングラデシュでのワークショップ「住民参加による沿岸湿地のマネジメント」について和気尚美さん(東洋大2年)と新井雄喜さん(早稲田大4年)から、それぞれ参加した感想も含めての報告がありました。
 また、副会長の安藤元一さん(東京農業大学助教授)から、講師として参加した宍道湖・中海(鳥取県・島根県)と仏沼(青森県)で行なわれたラムサール条約勉強会についてのコメント、会長の岩間徹さん(西南学院大学教授)から、1月にタイで行なわれたタレノイ湖ラムサール登録5周年記念イベントと、「アジア湿地イニシアティブ委員会」の報告があり、「アジア湿地シンポジウム2005」開催へ向けて国際運営委員会が設置されたことがアナウンスされました。
 会員の参加はほかに磯崎、武者、バンダリ、上村、岡本、苑原、亀山、小松、赤瀬さんの16人でした。


●東京バードフェスティバル(5月22、23日)にRCJブースを出展します●
みんなで、遊びにきてください

 東京・大井の東京港野鳥公園で5月22日(土)、23日(日)の2日間、開催される「東京バードフェスティバル2004」にRCJプロモーションブースを出展します。東京湾の埋立地に野鳥公園が誕生して15周年を記念して、東京バードフェスティバル実行委員会(日本野鳥の会ほか)が行なう初の大規模フェスティバルで、「野鳥を楽しむ心のゆとりをテーマに、朝10時〜夕方4時まで、トークショーや講演会、観察会、コンサート、ビデオ上映、バーダーファッションチェックなど、盛りだくさんのイベントが行なわれます。
 野鳥保護や自然保護に関係するNGOや企業が70以上出展するのにまじって、ラムサールセンターも展示ブースを出します。ブースには、事務局の中村玲子さん、武者孝幸さん、築地珠子さん、岡本嶺子さんほかのボランティアスタッフが詰め、各種展示や販売、特別(?)パフォーマンスを計画しています。ご家族、友人お誘い合わせて、ひやかしに(応援に)きてください。入園は無料です。
 東京港野鳥公園:東京都大田区東梅3-1 電話03-3799-5031 東京モノレール・流通センター駅下車徒歩15分。
東京バードフェスティバル2004の詳細は、
Website:http://www.tptc.or.jp/park/topics/topics_025.htm をどうぞ。


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