ラムサール通信
2012年3月1日発行 第150号


 ●RCJ第22回総会のお知らせ●
2012年5月26日(土)13:00~ 法政大学・市ヶ谷キャンパス
ラムサールセンター第22回総会を下記の通り開催します。ラムサールセンター(RCJ)には、現在およそ120人の会員がいますが、日本だけでなく韓国、中国、タイ、マレーシア、インド、バングラデシュ、ネパールなど世界に広がり、なかなか一堂に会する機会がありません。年に1度の総会は、せめて日本にいる会員だけでも、交流・交換のチャンスです。多様な視点、立場からの意見をいただき、議論を深め、ネットワークを強化したいと思います。多くの会員の参加を期待します。会員でなくても、オブザーバーとして傍聴できます。
総会に引き続き、ネパールのビシュヌ・バンダリ博士(RCJ会員)をゲストスピーカーに、第89回<ワイズユース>ワークショップを開催します。こちらもぜひ、ご参加ください。



第22回(2012年)ラムサールセンター総会


   【日時】2011年5月26日(土) 午後1時30分~3時30分
   【会場】法政大学・市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー24階 人間環境学部会議室
       東京都千代田区富士見2-17-1 (JR市ヶ谷駅・飯田橋駅 徒歩10分)  
      

第89回<ワイズユース>ワークショップ
「ネパールの情勢と環境問題」

   【日時】2011年5月26日(土) 午後3時45分~5時
   【会場】法政大学・市ヶ谷キャンパス (総会会場と同じ)
   【講師】Dr. Bishnu Bhandari (ネパール湿地協会会長)     
 IUCNネパール、地球環境戦略研究機関(IGES)、ICIMODなど国際機関で長年活躍してきたビシュヌ・バンダリさんが、カトマンズを拠点に「ネパール湿地協会」を立ち上げ、経団連自然保護基金、地球環境基金などの支援を受け、本格的な湿地保全NGO活動を開始します。助成団体などとの協議のため短期間、来日する機をとらえ、ネパールの最新情勢と環境問題について話してもらいます。冬季1日13時間の計画停電、5日ごと2時間だけの給水事情など、政治情勢が不安定なまま10年間が経過し、深刻な事態のカトマンズ事情にふれたいと思います。

※終了後は懇親会を予定しています。



 ●エコライフ・フェア2012、今年も出展します●
「ESDのためのKODOMO ラムサール・湿地の恵み展」
 環境省主催の年に一度の環境イベント「エコライフ・フェア2012」が、6月2~3日、東京・渋谷の代々木公園で開催されます。2日間で7万人近い入場者を迎えるこの恒例イベントに、RCJは今年もブース出展をして参加します。今年のRCJのテーマは「ESDのためのKODOMOラムサール・湿地の恵み展」。人と自然が共生する豊かな地球環境を次世代に残すための環境教育プログラム「KODOMOラムサール」の普及啓発と、日本のラムサール条約登録湿地の「観光と物産」をPRします。 7月に予定されているラムサールCOP11(ルーマニア)で、新たに9湿地が追加となり、日本の登録湿地は46か所になります。登録予定の新湿地からも、パンフレットやポスター、湿地自慢の産物などが届けられる予定で、にぎやかなブースにしたいと考えています。 ブース番号は、「NPO・NGOゾーン」のA-7。RCJ事務局スタッフ総出で、おなじみの「湿地クイズ」や「ESD Tシャツ」を用意して、お待ちしています。 案内チラシを同封します。ぜひ、見学に。そしてお手伝いにご参加を。


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【日時】2012年6月2日(土)~3日(日)11時~17時
【場所】東京・代々木公園ケヤキ並木「エコライフフェア」会場
JR原宿駅・渋谷駅下車、徒歩5分~15分です。
※エコライフフェアホームページ:http://www.ecolifefair.go.jp/
※2日(土)に「湿地の恵み」懇親会を、渋谷近辺で予定しています。

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 ●「NEC学生バードソン2012」の寄付先、RCJに決定●
 例年6月初旬に、フィールド・アシスタント・ネットワーク(FAN)ほかが中心になって開催する「NEC学生バードソン」が、今年は6月10日(土)におこなわます。バードソンは、バードウオッチングと自然保護のための資金集めが一体となった英国生まれの募金イベント。この日、日本各地の山、川、湖、湿原、田園、干潟などを、約40組のバードウオッチングチームが夜明けから日没まで走り回り、みつけた鳥の種数を競い、同時に募金を募ります。第24回めの開催となる今年のバードソンで集まった募金は、RCJの「ESDのためのKODOMOラムサール」活動に、東北地域の子どもたちを招待するために活用されます。チームとしてのエントリー、受付中です。RCJもチームをつくって、参加するつもりです。
 なおバードソンは、チームをつくって参加する以外に、「募金」をしてそれぞれのチームを応援することもだいじな参加の1方法です。募金をたくさん集めることも、鳥をたくさん見つけることとならんで、優勝チームを決める重要な要素になります。
 募金をたくさん集めて、それは結果的にRCJへの寄付ともなりますので、子どもたちをたくさん、「KODOMOラムサール」によびたいと思います。 案内のチラシを同封します。NEC学生バードソンのホームページ(下記)もごらんください。
    http://www.fa-net.org/birdathon/2012/index.html  





<ワイズユース>ワークショップ報告

 3月31日に開催した第88回<ワイズユース>ワークショップは、23人の参加者を迎え、10人以上の会員から発表があり、盛会でした。後半の懇親会は、さらに参加者がふえて、盛り上がりました。 参加した会員は次の方々です。 安藤元一、磯崎博司、岩間徹、亀山保、武者孝幸、林聡彦、中村玲子、名執芳博、渡辺美沙、安部尚子、後藤安子、鈴木和信、大久保香苗、岡本嶺子、岩崎慎平、中村秀次、長倉恵美子、佐藤奈津子、新井雄喜

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