ラムサール通信
2013年5月7日発行 第158号



●ラムサールセンター事務局のスタッフ(有給)を募集します●
日本・アジアの湿地と生物多様性に貢献できる人材を育ててきた
国際NGO活動に協力してください

  前回のラムサール通信でお知らせしたように、今年もラムサールセンター(RCJ)は、経団連自然保護基金(KNCF)、地球環境基金(JFGE)、トヨタ環境活動助成などの支援を受けて、活動を開始しました。子どもたちを対象にした湿地・生物多様性環境教育、アジアのラムサール条約履行の調査・研究、バングラデシュの住民参加型沿岸湿地管理などが、今年度の主な活動分野となります。
活動の規模の拡充に伴い、事務局スタッフ体制を強化します。湿地・生物多様性のCEPA、環境教育や国際協力に関心があり、RCJ事務局(東京・大田区)に週日勤務が可能な方をさがしています。将来、国際舞台で働くことをめざす、NGOマネージャーやファシリテーターとして働きたい、自然環境問題を学びたいなど、関心のある、やってみたいと思う方は、事務局(担当:中村玲子)にご連絡ください。海外出張に支障のない方、それに挑戦しようという意欲のある方を優先します。条件等は、面談のうえ、経験や熱意を考えあわせて決定します。みなさん、周辺にこの情報をながしてください。よろしくお願いします。

●エコライフ・フェア2013「湿地の恵み展」でお会いしましょう● 

 環境週間にあわせて開催される環境省主催の「エコライフ・フェア2013」が、6月1〜2日、東京・渋谷の代々木公園で開催されます。RCJは昨年につづいて「ESDのためのKODOMOラムサール・湿地の恵み展」を出展します。さらに今年は、RCJ、日本国際湿地保全連合(WI-J)、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議と協力しての「湿地の恵み展〜ラムサール条約湿地の観光と物産」も出展の予定で、2つのテントを並べて、ラムサール条約湿地46か所の魅力を大々的にアピールします。全国の湿地ポスターの展示、「湿地自慢」のお菓子やグッズが当たる湿地クイズ、劇団シンデレラの「ESD生きものミュージカル」など、盛りだくさんのプログラムです。チラシを同封します。ぜひ、遊びにきてください。 

●市川智子さん、環境省・生物多様性地球戦略企画室の臨時スタッフに●

  JICA-BBEC(マレーシア)の長期専門家(湿地CEPA)の役目を終え、昨年10月、RCJ事務局に復帰した市川智子さんが、5月1日から、環境省生物多様性地球戦略企画室の臨時職員として働くことになりました。2014年に韓国で開催予定のCBD_COP12に向け、国別報告書のとりまとめや、関係省庁および国内外関係機関との交渉などのお手伝いをする予定です。そのため、1年間、RCJの仕事はお休みします。
活躍を期待しましょう。


 ラムサール条約第5回締約国会議(1993釧路)の20周年記念シンポジウムが7月4日、東京・青山の国連大学で開催されます。RCJも協力します。条約初代事務局長のD・ネイビッドさんも来日します。詳しいお知らせは、WI-Jのホームページ http://www.japan.wetlands.org/ にまもなく掲載の予定。お楽しみに。


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