<ラムサール通信> 
 2011
525日発行 第139
 


RCJ21回総会のお知らせ●


 ラムサールセンター第21回総会を、下記のとおり開催します。今回は議論したい事項がたくさんありますので、ワークショップと併催せず、総会の単独開催とします。多様な視点、立場からのご意見をうかがいたいと思いますので、できるだけ多くの会員の参加を期待します。 
 
日時:2011年5月29日(日) 午後1時〜5時
場所:JICA地球ひろば セミナールーム503 (住所:東京都渋谷区広尾4-2-24)
電話:03-3400-7717   地下鉄日比谷線「広尾」下車 3番出口(徒歩2分)
http://www.jica.go.jp/hiroba/index.html
主な議題:
  ・アジア湿地シンポジウム(AWSサバ7月、AWS無錫10月)開催について
  ・「ESDのためのKODOMOラムサール」新規事業の方針と活動の進め方
  ・ラムサールCOP11(ルーマニア)に向けての準備
  ・CBD_COP11(インド 2012年10月)に向けての準備
  ・JICA草の根技術協力事業「チリカ湖」のプロジェクト立案をめぐって
  ・事務局、組織体制の強化について
  ・その他
※終了後は、会場を移動して懇親会です。

 ●<ESD-KODOMOラムサール>キックオフ●
6月4〜5日エコライフフェア(代々木公園)に子どもたちが大集合!
 
 6月4〜5日、東京・代々木公園で開催されるエコライフフェアで、「ESDのためのKODOMOラムサール」のキックオフイベントをおこないます。2014年の「持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」のゴール(愛知県)めざして、日本国内とアジアでくりひろげられる一大環境教育プログラムのスタートです。できるだけたくさんの子どもたち、おとなたちに集まってもらいたいと思っています。
 5日のコアタイムには、KODOMOリーダーを中心に中村大輔先生、ジェームズさん、劇団シンデレラなどが集まって、ESD(持続可能な開発のための教育)のキャンペーン活動をおこないます。
 ESDの専門家の先生(藤倉まなみ桜美林大学教授、佐藤真久東京都市大学准教授)もきてくれます。
 遠方の子どもたちからは、応援メッセージを送ってもらいます。新しい「ESD」Tシャツも完成しました。
来場者を巻き込み、わいわい、ガヤガヤ、にぎやかにESD-KODOMOラムサールをスタートさせましょう! 


 *****<ESD-KODOMOラムサール>キックオフイベント*****

        【日時】2011年6月4日(土)〜5日(日)11時~17時  
             ※5日(日)11時~15時がコアタイムです。
        【場所】東京・代々木公園ケヤキ並木「エコライフフェア」会場
             JR原宿駅・渋谷駅下車、徒歩です。
              「ESDのためのKODOMO ラムサール」ブース(A-23)前
              ※エコライフフェアホームページ:
                http://www.ecolifefair.go.jp/
        【プログラム】
           4日(土)午後:KODOMOから送ってもらったメッセージと
                来場した子どもたちの絵で巨大なクジラと水鳥を
                完成させます。
          5日(日):KODOMOラムサール再会フェア&ESDキックオフ
                コアタイム:11:00~15:00(場所:ブース前)
           @「ESDキックオフ宣言」
             中村大輔先生、ジェームズ・マックギールさん
           A「ESD?それなぁんだ」
             お話:藤倉まなみ先生、佐藤真久先生
           B 劇団シンデレラの生きものミュージカル「ネイチャー」
             野外ステージ公演は、11:40~12:20です。
           C ESD貼り絵づくり
 

※ラムサールセンターの隣は、「湿地の恵み展〜ラムサール条約湿地の観光と物産〜」(日本国際湿地保全連合、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議、RCJ共催)のブースです。全国のラムサール条約登録湿地の湿地自慢が展示されています。こちらもどうぞ楽しんでください。
******************************

 
 ●<ESDのためのKODOMOラムサール>がはじまります●
 
 「ESDのためのKODOMOラムサール−持続可能な開発のための環境教育」(地球環境基金助成)
は、RCJが今年度から取り組む新しい環境教育プログラムです。
 昨年、名古屋で開催されたCBD_COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)への参加を締めくくりに、2年間の「KODOMOバイオダイバシティ」の活動が終了しましたが、活動終了後もRCJには全国の子どもたちから「もっと続けたい」という声が届きました。その声にこたえ、スタートすることになったのが、この「ESD−KODOMOラムサール」活動です。
 ESDとは、Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)のこと。日本政府は、2005〜14年の10年間を「ESDの10年(DESD)」として世界中でESDのキャンペーンに取り組むことを提唱しており、ラムサールセンターもこの「ESDの10年」運動を積極的に推進します。
 2003年にはじまった「日中韓子ども湿地交流」から、「KODOMOラムサール」「KODOMOバイダバ」と続いたRCJのKODOMOプログラムには、これまで述べ2300人の子どもたちが参加してきました。その経験とネットワークを基礎に、「持続可能な地球のために」「みんなで地球をサステイナブル」を合言葉に、「ESD-KODOMOラムサール」で、この運動を応援していきます。
 KODOMOバイダバの実行委員会に参加した積水化学工業が、「ESD−KODOMOラムサール」でも実行委員会に参加します。
 エコライフフェアでのキックオフのあと、今年度は国内の湿地と、中国とタイの湿地で「KODOMOラムサール」の開催を計画しています。詳細は、随時、お知らせします。
 
 ●<ESD-KODOMO>Tシャツが完成しました!●
  「ESDのためのKODOMOラムサール」運動に向けて、新しいTシャツができました。まだまだ耳慣れない「ESD」という言葉を、さまざまな人に広めるためのキャンペーンTシャツです。胸の部分に「ESD」という文字、そして意味が日本語で描いてあります。デザインは、KODOMOラムサールのメッセージTシャツを手がけてくれた岡本一宣さん。限定100枚で販売します。ご希望の方はご連絡ください。エコ ライフフェアでも販売します。売り上げは「ESD」活動に還元していきます。
 値段は1枚2000円、サイズは150〜XL、色は白とロイヤルブルーがあります。
 
 ●「アジア湿地シンポジウム(AWS) 無錫2011」のHPがオープンしました●
  中国江蘇省無錫市で10月11日~13日に開催される「AWS無錫2011」のホームページが完成しました。ラムサールセンターホームページまたは下記URLからご覧ください。
 7月18日~20日に開催される「AWSサバ2011」とともに参加登録を受付中です。それぞれのホームページからお申込みください。
 AWSサバのホームページには、すでに分科会の詳細プログラムも掲載されています。
 AWS無錫は、ただいま発表論文の要旨募集中(締め切り6月30日)。6月30日までに参加登録をすると、早期登録割引制度が適用されます。
 AWSサバ2011: http://awssabah.com.my/   
 AWS無錫2011:http://aws-wuxi-2011.a.la9.jp/
 
 
 2011年の会費納入のお願いに、多くの会員から、例年にない早いペースで会費が届きました。
 紙面を借りて、お礼を申し上げます。
                      ラムサールセンター 事務局長 中村玲子
 
 
 【劇団シンデレラからみんなへのメッセージ】
  私たちは名古屋を拠点に、自然・環境保護をテーマに活動するオリジナルミュージカル劇団シンデレラです。昨年10月の生物多様性条約会議では、「COP10ガールズ」が一躍人気者になりました。今回初の東京エコライフフェア公演には、新作の生きものミュージカル「ネイチャー」を初公開します。自然をたいせつにする大怪獣「ドジラ」が主人公で、生きものたちの声を聞き、持続可能な地球を守るため、みんなに協力を訴えます。ぜひ見にきてください!
 
 
 ●「ESD-KODOMOラムサール」にメッセージを送ってください●
  エコライフフェアでスタートする「ESD-KODOMOラムサール」のために、「メッセージを送ってください」というよびかけに応えて、RCJの事務局にはメッセージがつぎつぎに届いています。
 まだメッセージを送っていない子どもたちは、ハガキ大サイズの紙に、絵と文を書いて、RCJ事務局まで送ってください。郵送でも、ファックスでもけっこうです。
 周りの友達にも、ぜひ呼びかけてください。お待ちしています。

  郵送先:146-0084 東京都大田区南久が原2-10-3 ラムサールセンター
  FAX: 03-3758-7927