佐潟水鳥観察会



日 時: 2005年2月4日(金)
場 所: 佐潟
主催者: 佐潟と歩む赤塚の会
参加者: 子供9人、大人12人
 
 2005年2月4日、時々風雪の吹き抜ける厳冬の佐潟で佐潟と歩む赤塚の会主催「佐潟水鳥観察会」が開催されました。荒れた天候にもかかわらず地元の子供たちを中心に21人(子供9人、大人12人)の参加になりました。
 早朝、佐潟水鳥・湿地センターでアジア湿地週間キャンペーングッズのシールや観察資料を使ってレクチャー、その後野外に出発しました。近くにいるマガモやコガモを観察、飛び立っていくハクチョウの家族を見上げながら野鳥観察舎に向かいました。観察舎ではじっくりと望遠鏡でハクチョウやカモたちのしぐさの違いをイラストシート片手に観察。にぎやかな声が小屋内に響いていました。その後、観察舎を後にして、すぐ近く高台にあるハーブ園に向かいました。そこでは佐潟を眺めながらハーブティーを楽しみ、体を温めました。あっという間に時間は過ぎて、また同じ経路をゆっくり帰ってきました。その途中、広場で子供たちの雪合戦が始まりました。一番の盛り上がりになり、まるで雪遊び大会に様変わりしたようでした。
 佐潟という湿地に頼る水鳥たち。そして、その湿地の近所で暮らす子供たち。ごく自然にあたりまえのような関わりが未来の佐潟へとつながっているのだとふっと感じました。
 解散前、オジロワシがカモを襲うようすを湿地センターで見ました。何千羽というカモが群れ飛ぶ様は見事でした。「オー!」と子供たちが声を上げオジロワシを見つめている様子がとても印象的でした。
 案内役の池さん、協力のにいがた野鳥の会村上さん、深井さんありがとうございました。

記:佐潟と歩む赤塚の会・佐潟水鳥・湿地センター 佐藤安男



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