「わくわくエコランド!」

もっと知りたい、わたしたちの自然
〜くしろ環境教育フェア2004年2月21日〜




開催日: 2月21日(土)
会 場 : 釧路市生涯学習センター
主 催 : くしろ環境教育フェア2004年実行委員会
 釧路地域の自然の大切さを遊び満載で伝えようという事業「わくわくエコランド」が、地元の自然保護やボランティア団体、企業、教育関係者らによる「くしろ環境教育フェア2004年実行委員会」(委員長・神田房行道教育大釧路校主事)主催で行われました。
 釧路湿原をはじめとする地域の豊かな自然の魅力を、子供たちや家族連れ、一般の方に気軽に楽しく体験する機会を提供し、身近な環境を考えたり自然保護への意識のすそ野を広げることがねらい。学校の部では、管内の小学校から大学まで12校の子供たちや学生が環境教育の取り組みを発表しました。


開会宣言の後、開幕は、バンド「ヒートボイス」により、曲「明日は何色」「エール」が生演奏された。
「蝦夷屋猫八」と称し、小鳥の鳴き声のものまねを特技とする市内在住の斉藤潔さんによる鳴き声講座「カッコーになった人」。
ミニ講演では、財団法人野鳥の会「タンチョウサンクチュアリ所長」の音成邦仁さんに「タンチョウの魅力」をテーマにタンチョウの歴史やタンチョウの興味深い生態の話があった。
それら全体会の後に、まなぼっと多目的ホールいっぱいに設置された各団体の19のブースでは、各団体が工夫を凝らした展示・発表・意見交流が行われた。
 また、同時に「私にもシャベラセテコーナー」、紙芝居でアラ・ミルゾのコーナー、テレビやスクリーンを使っての釧路湿原を紹介したビデオの上映コーナー、環境グッズ体験コーナー(バードコール製作、樹木の苗床になるカミネッコンづくり、牛乳パック工作、太陽光を利用して太陽炉でお湯を沸かしたり、エコカーの展示、ごみ減量のための取り組みの紹介、廃プラスチック・廃材を利用した再生木材の紹介)、物産販売コーナー(廃油を利用した石けん、フラワーボックス、ダストボックス)、環境クイズラリー(ポスターセッションに関わる問題をラリー形式で解いていく)などがおこなわれた。
柏木小児童の環境クイズと春採湖環境宣言2004、湖畔小児童の武佐の森学習の寸劇、昭和小児童のビオトープを利用した学習、中茶安別小中の学校林を使った植林活動などの紹介、標茶高の湿原植物再生活動の紹介、釧路消費者協会の生ゴミをダンボールコンポストを使った実践、小鳥たちの鳴き声が出るグッズ(バードコール、ダックコール)なども展示された。
子ども達はミニソーラーカーが当たる「環境クイズラリー」に挑戦し各ブースを訪れ、クイズの答えを調べ、歩き回った。
あっという間に時間が過ぎてしまった感じがしたが、それぞれのコーナーで情報交換・交流の輪が広がっていた。活動したことや活動して知りえた情報を発信する場として、今後地域で活動している他団体と交流を深めていく場として意味ある機会であった。


杉山氏によるバードコールの制作現場
学校ビオトープの発表
「武佐の森」のコントをする小学校の生徒達


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